カミと暮らしこの諫早の地で

6月末の夏越前のこと

荒々しい感じで茅の輪を組んでみた

組み方などいろいろあるとは思えど
自分なりに気持ちの赴くままにささっと

輪っかになるとその間の世界が気になり始める
彼ら神仏がここに存在していても

私たちには基本的にわからない

昔の人たちは神を旗に宿らせた

紙垂にしろ旗にしろ
旗先がたなびく姿に
神様が座すことを感じ取るカタチで

現代は便利な世の中になった

なんでも数値化されて
AIがこれから台頭してくる時代

この日本では近代と古代が
同時に存在していることに
異国の人たちは驚きを隠さない

むしろここに暮らす人たちの方が無頓着だ

世界は今、霊性を改めて見直している

その途中にコロナは世界を一息で止めた

便利な世の中だけど
こうも簡単に常識を破壊されるとは、、、

こうも簡単に一発で常識を覆されるとは、、、

世界中は信仰に満ちている


古代からの文脈を維持している
奇跡の島国ではなぜか
表立って人々は信仰のことを口にしない、、、

日本中どこも同じかもしれないけれど、、、

それでも長崎はいろんな意味で
信仰に篤い土地なのだけど、、、

ここ肥前諫早でも祈りを日々の暮らしに
入れている日本人は少なくなってきた

どれだけわたしたちは豊かにくらしているのだろう
どれだけ生かされていることを感じられるだろう

世界中の人たちからみると日本の存在が奇跡

異国の人たちがリスペクトしている日本の精神に
今一度ここに住む人たちが気づいて良いのでは?

そこここにカミがいる

それを否定してもしょうがない

なぜならいるのだから

せっかくなら共に楽しもう

カミは遊ぶのが好きなのだから