農作業と宇宙の営み 島原半島から

神々の森の下に遊ぶ

古き良き時代の日本米を刈り取る幸運

社からの湧き水によって育まれた稲

何気なく日々簡単に口に運ぶけれど

その裏にある苦労への想像力の欠如

これほどまでの重労働

これを以ってやっと
食料として成り立つ作業の数々

時は下り機械化されたといえど
大地に鍬を入れる意思無くしては
何も始まらない

機械化され便利になったといえど
大地の営みは何も変わらず

時は下りAIの時代になったとはいえ
今もなお社からは水が与えられる

大きなこの世界の中で
小さな営みがそこここで行われ続けている

未来永劫変わらぬルーティンとして
この瞬間も変わらぬ行為として